犬を飼うべきでない人
犬を買うのは簡単です。しかし犬と暮らすのはたいへんなことも多いのです。コロナ禍において犬と猫が売れているようですが殺処分も増えています。犬を買う前にこれを読んでください。以下の人は犬を飼ってはいけない人です。
単身生活者
一人暮らしの人は犬を飼ってはいけません。実際には飼っている人がたくさんいます。でも本来は飼ってはいけない人なんです。年齢は関係ありません。一人暮らしは犬を飼えません。
放置時間が長い
一人暮らしなら犬は昼の時間は孤独です。水と食料があれば餓死はしませんが寂しい思いをさせます。子犬から育てる場合は社会性にも問題がでるでしょう。人間と一緒に暮らすことが楽しい良い子に育てなければならない責任が飼い主にはあります。一人暮らしではその責任が果せません。
実際には一人暮らしで犬を飼っている人が多くいます。でも本来は飼ってはいけない人たちです。あなたが一人暮らしなら我慢しましょう。
死んだら困る
飼い主が死んだら困るということです。誰も犬を面倒見る人がいなくなります。そもそも飼い主がいなくなったら犬も可哀そうです。単純なことです。これは年齢に関係ありません。万が一ということがあります。交通事故や病気など一人暮らしでは色々な原因が考えられます。
コロナ禍においては一人暮らしの人がコロナ感染した場合、犬を放置して入院や隔離されなければならず苦労した人が実際にいます。真剣に考えればわかることです。一人暮らしでは犬を飼うのを我慢しましょう。
我慢する立派な人がいました
職場の先輩に連れられて小さなカウンターだけのスナックに行ったことがあります。60代の女性が一人でやってる店でした。ペットの話題になり、犬とか猫が可愛いねという話になりました。でもその女性は「自分は一人暮らしだから我慢する」と言っていたのが印象的です。本当に動物を愛している人だと感じます。
高齢者
家族構成に関係なく高齢者は犬を飼うのを我慢しましょう。家族人数が多くても全員が高齢者ならば我慢しましょう。
高齢の年齢とは
高齢とは何歳なのでしょうか。明確に年齢で区切ることはできません。犬の寿命が15年ならば60歳から飼い始めても75歳まで犬と暮らすことになります。75歳になって犬を動物病院へ連れて行ったり、世話をするのは肉体的に辛いのではないでしょうか。
ご自身の判断になりますがサラリーマンの定年退職年齢になれば子犬を迎えるのは我慢するべきではないでしょうか。飼い主が病気になって入院する可能性は若い世代の何倍も高くなります。サポートしてくれる若い世代の人が同居していなければ我慢しましょう。
その他の人
上記に該当しない人でも以下のような人は犬を飼うのを我慢しましょう。
事情が変わる人
何の事情かわかりませんが事情が変わる人がいます。殺処分に持ち込む人は「事情が変わったので」と言います。事情が変わる人は最初から犬を飼ってはいけない人です。本来は事情が変わっても生涯犬と暮らすべきものです。自分の事情しか考えられない人は犬を飼ってはいけません。
家族の同意のない人
年齢も家族構成も問題なくても、家族の同意があってこそ犬は飼うことができます。犬は家族全員で飼うものです。独断で犬を買って帰るようなことはやめましょう。家族全員で飼うということを忘れないようにしてください。
まとめ
自分の購入意欲よりも先に、犬のことを考えましょう。そうすれば簡単に答えはでてきます。犬と暮らしたいけど年齢や家族構成などの理由で我慢している人はたくさんいます。立派な人だと思います。犬を飼えない代わりに別の方法で犬と接する方法もあるかもしれません。
人間が飼えなくなった犬は殺されるということを真剣に考えましょう。