大型犬をどこで買いますか、どこから迎えますか

事前の準備

これから家族になる犬はどこから買えばよいでしょうか。買わないで迎える良い方法はあるのでしょうか。

基本はブリーダー

生後2か月頃の子犬を迎えるというならば、圧倒的にペットショップやブリーダーから購入することが多いはずです。私の近所のペットショップや大型ホームセンターのペット売場にもたくさんの子犬が売られています。

私は生体陳列販売というものに反対なので犬猫売場は素通りするのですが、大型犬はほとんど売っていません。ゴールデンレトリバーやらブラドールレトリバーは時々見かけるようですが、柴犬よりも大きい犬はあまり見かけません。それだけ大型犬は売れないのだろうと思います。まあ2か月の子犬と言っても大型犬ならば成犬のトイプードルやジャックラッセルテリアよりも大きいでしょうから、あの窮屈な陳列棚には収まりません。

大型犬の子犬を買う場合はブリーダーやインターネット通販のようなところから買うのがよいでしょう。私の暮らす仙台市周辺でも大型犬のブリーダーはいます。ブリーダーのなかには専門のペットショップを経営しているような方もいます。

インターネット通販は全国のブリーダーから出産情報を集めて販売業務に専念し、子犬は直接ブリーダーからお客様へ送られるようなシステムのものが多いようです。そうであれば自分でホームページを開設しているブリーダーから直接購入したほうが安いような気がします。(私が犬を迎えたブリーダーの子犬も複数のインターネット通販会社のページに掲載されていました。写真が同じなのですぐわかります。)

ブリーダーで予約購入することが子犬を買う方法としては最も良い方法です。衝動買いができませんので、ある意味安心です。ブリーダーで生まれた子犬を販売している場合でも、子犬の親犬を見ることができますので成長したらこんな顔になるんだということがわかります。体の大きさもわかります。親犬を見るということは予約購入の場合でも、事前に大きくなったときのことが想像できますので重要なことです。

とにかく子犬はすべて可愛いものです、可愛くない子犬はいません。でも子犬との付き合いはせいぜい3か月です。その後は大きな犬との付き合いです。まず親犬(成犬)を知りましょう。

ブリーダーはインターネットで探せますので、少々遠くても連絡して訪問してみましょう。ブリーダーといっても人間ですから、色んな人がいます。頼りになりそうなブリーダーを探しましょう。注意しなければならないことは、ほとんどのブリーダーが家族経営です。連絡する時間帯を考えて、ブリーダーの仕事の邪魔にならない時間を確認することを忘れないでください。

ペットショップで買うならば、家族全員で犬を飼うことを決めてからペットショップで探してください。

自治体の動物管理施設

子犬に拘らなければ各自治体の動物管理施設でも譲り受けることができます。簡単に言えば殺処分される犬です。私の知人が一匹の大きな雑種を自治体の動物管理センターから譲り受けたのですが、他の犬たちも気になってしまって、結局10匹以上の犬を引き取ってしまった人がいます。(10匹を超えると自治体の許可手続きが必要になります。)その人は経済的に余裕のある人で田舎に大きな山を所有する人でしたので、山の別荘に大きな犬たちが自由に遊べる場所をつくってあげていました。

私は経験がないのでわかりませんが、人に捨てられた犬は心が病んでいることもあるかもしれませんので、初めて犬を飼う人には難しいかもしれません。

里親探しの譲渡犬

ボランティア団体などが里親を探している譲渡犬も方法のひとつです。この場合はある程度のしつけを団体の方々がしてくれていますので少し安心かもしれません。基本的には気の毒な犬たちですから、前の飼い主の何倍もの愛情を犬に注げる人なら前向きに考えてください。ただし団体によっては譲渡の審査が厳しくて、容易に譲ってもらえないこともあるようですから、事前にホームページなどで調べてください。

まとめ

子犬を迎えるならば基本的にはブリーダーが良いです。衝動買いでなければペットショップでも良いでしょう。

子犬でなくても良いなら里親探しの犬や殺処分前の犬を引き取って育ててほしいものですが、犬に慣れていない人では難しいかもしれません。犬を迎えるのが初めての人は子犬から育てて犬の寿命まで一緒に暮らすことを考えてください。

タイトルとURLをコピーしました