犬の去勢と避妊

あなたの職業がブリーダーでなければ去勢避妊は必ずしましょう。「一度は出産させてあげないと可哀そう」などど言う人がいます。何が可哀そうなのでしょうか。そんなことを言ってしまえば人間に飼われることのほうが可哀そうです。

人間社会に順応するためには人間の都合にあわせてもらわなければなりません。犬が本能のままに生きてしまうと迷惑な犬になってしまいます。

犬は肉食の動物なので狩猟本能や集団で暮らすための支配性本能などが備わっています。本能ですから教えなくても成長するにつれて強くなってきます。人間は大昔から犬の本能を利用して犬に仕事をさせて一緒に暮らしてきました。今でも羊の群れを誘導したり、災害救助などで役にたっている犬もいます。

しかし家庭でのんびり暮らしましょうという犬であれば、狩猟本能も支配性本能も必要ありません。人間の勝手な都合ですが、幸いに子犬は本能のまま生きる喜びをまだ知りませんので、それに代わる喜びを人間が与えてあげれば犬も幸せな生涯を送れるのではないでしょうか。

雌犬が発情することは近所迷惑です。雄犬が雌犬の発情を感知すれば人間の言うことなど聞かなくなります。狂暴になり目的のためなら何でもします。想像もできない高い塀を飛び越えたりしてしまいます。それが本能なので当然なことです。

そもそも家庭で子犬を増やしてどうするのでしょうか。生まれた子犬をすべて育てていくつもりでも、次の世代は兄弟で交配できるものではありません。

社会人として無責任にならないために私は去勢避妊は義務と考えます。愛犬は一代限りです。さらに愛犬を求めるならショップやブリーダーから購入すれば良いことです。

狂犬病の予防接種は飼い主の義務です。同じように去勢や避妊も条例等で買主の義務とし、登録した犬の手術後に届出しなければならないような制度があっても良いと私は思います。

手術の時期は、獣医師によって意見が分かれるようです。早いほうが良いという獣医師もいますし、そうではないという獣医師もいます。前者は手術が容易だということのようです、後者は手術によって生殖器がなくなると関係する臓器も成長しなくなるので、臓器がある程度の大きさに成長してから手術するべきだということのようです。

どちらが良いのかわかりませんが、獣医師の話をよく聞いて判断してください。

雄犬は去勢後に性格が大人しくなることもあるようです。わが家の犬も間違いなく大人しくなりました。雄は入院する必要はありませんが、雌の手術は1泊しなければならないようです。

若犬の時期

2.犬と室内で暮らすための若犬のしつけ