犬の「咬む」を理解しましょう

成犬の時期

犬は何でも咬みます。何でも自由に咬ませてしまうと大型犬は家を破壊します。

物を咬む

犬にとって咬むということは情報を得る方法のひとつです。物を咬むとストレス発散にもなり、歯の健康のためにも良いことです。間違っても、家具に傷をつけられないために口輪をして予防するようなことは絶対にしないでください。犬が精神病になります。

咬んではいけないものは教える

咬んで良いのものと悪いものはしっかりと教えましょう。成長期の犬は好奇心も旺盛なので、好奇心で身近なものを咬みます。破壊する意図はないのでしょうが、放置すると家の家具が悲惨なことになります。すぐに現行犯の時点で「ダメ」ということを教えましょう。

咬めるものを常に用意する

「ダメ」「ダメ」だけでは犬が気の毒ですから、咬めるものを用意してあげましょう。

ヒヅメ

牛のヒヅメ

牛のヒヅメは、犬が大好きな「咬めるもの」です。長時間かけて噛んでいます。基本的に食べるものなのですが、咬むだけの犬もいます。

大量に購入して、犬の居場所に何個かころがしておきましょう。犬は好きなときに好きなだけ「ヒヅメ」を咬むことができます。

骨ガム

骨ガム

骨ガムもポピュラーな「咬めるもの」です。大型犬用のビッグサイズも売ってます。これも食べられるものですが、咬むだけの犬もいます。

犬には必要なもの

硬いものを咬むことは犬の歯の健康のために必要なことですから、歯が揃ったら犬の様子を見ながら与えてましょう。骨ガムなどは歯磨き効果も期待できるようです。ヒヅメも骨ガムも両方とも欲しがるようでしたら、両方をたくさん用意して与えてください。

人を咬む

人を咬むことは何らかの犬側の理由があります。

強く咬む

普通の犬ならば、理由もなく人を咬むことはないでしょう。

  • 危険を感じて、身を守った。
  • 人に触られたくない、咬むと人は手を引くと学習している。

様々な理由が考えられますが、共通することは、犬が人間を危険なものと認識していることです。人間は安全なものということを教えなければなりません。

甘噛み

甘噛みも「悪い心理」なのですが、1歳になっても甘噛みするようなら、しつけが上手くいっていません。

根本的に、人と犬との信頼関係ができていません。もう一度、ダメなことを教えて、同時に人間は安心できる存在だという心理を築きましょう。

まとめ

子犬の時期から人間に従う心理を育てていれば人間を咬むことはないと思います。1歳前後であれば行動範囲を制限しながら、ダメなものはダメと教えることも怠らないでください。

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