犬を迎える前に犬の居場所(スペース)は決めておきましょう。その場所に最低限の準備をして犬を迎えましょう。
フェンス
子犬ならフェンスは使用したほうが良いと思います。そしないと子犬はどこへ行くかわかりません。最初は安価なもので十分です、すぐに使えなくなります。安価なのもで良いですが安全性にだけは注意が必要です。少し大きくなると頑丈なフェンスが必要になります、買わずに自作する方法もあります。
床用カーペット
床は汚れてもいいようなカーペット(絨毯)を敷きましょう。フローリングのような床は掃除が簡単ですが、滑るので子犬の関節に悪い影響がありますので絶対にダメです。子犬の関節はものすごく柔らかいのでツルツルした床は非常に危険なことを知らない人が多いようです。
準備するもので最も重要なものがカーペット(絨毯)です。カーペットは消耗品と考えてください。高価なものは必要ありません。わが家ではタイルカーペットがとても役に立ちました。
マットやハウス
犬の居場所でも述べましたが、犬用のマットかハウスは用意しましょう。カーペットの上に置くイメージです。両方あっても良いですが、ハウスは小さいものを買ってもすぐに使えなくなります。私はマットを優先して買うべきだと考えます。マットはカーペットと同じで消耗品です。おそらく短期間のうちに子犬はマットを汚すか破壊することでしょう。だから最初は子犬サイズのマットでも良いと思います。
消耗品は安価なもので十分です。
トイレ・トイレシート
トイレも用意しましょう。これは大きなものを用意しましょう。小さいとすぐに使えなくなります。トイレシートも必要です。大型犬用の大きなトイレはあまり売っていません。探すのに少し苦労すると思いますが、1年もすれば必要なくなるものと考えて我慢しましょう。私は大きなトイレを2個買って交互に使用していました。トイレシートを替えるよりもトイレごと替えたほうが簡単でした。大きなトイレシートがない場合は2枚使用しましょう。
これも子犬に破壊されることがありますので注意しましょう。
食器
食器は必要です。人間の食器と同じものでも使えないことはありませんが、ステンレス製のペット用の丈夫なものが良いと思います。最初は子供サイズです。子供サイズといっても大型犬用の子供サイズです。ブリーダーやペットショップでアドバイスをもらってください。水飲み用の食器は安定性のあるものにしましょう。
私は最初の食器はステンレスの底が平らなものにしました。ボウル型ですと安定性が無いので子犬用には適さないと思われます。
餌
餌は子犬を迎える前に用意しておきましょう。これまで食べていた餌と同じものが理想です。ブリーダーやペットショップに事前に確認して準備しておきましょう。ブリーダーによっては餌を売ってくれることもあります。
ブリーダーは基本的に子犬を空腹の状態で送り出します。輸送中に嘔吐しないためです。ブリーダーへ引き取りに行く場合も同じだと思いますので、子犬はわが家へ腹ペコで到着します。すぐに食べられるように準備をしておくことをお勧めします。子犬の頃はドライフードをお湯でやわらかくして与えなければなりません。ドライフードがやわらかくなるのには時間が必要です。
ペットショップで購入する場合も同じ餌を用意しておきましょう。ペットショップの子犬はいつも空腹です。ペットショップから子犬と餌を一緒に買って帰るのはダメです。それは衝動買いです。餌を含め事前の準備ができてから子犬を迎えましょう。
おそらく子犬が家に到着して元気なら、餌に飛びつくはずです。
首輪・リード
首輪やリードは後回しでも問題ありません。すぐに散歩をさせることはないでしょう。
動物病院
生後2か月頃に最初のワクチン注射をしますので、子犬を迎えてすぐに注射をすることになります。獣医さんを決めておきましょう。犬の生年月日がわかるならば事前に獣医師にワクチン注射の時期を聞いておいてもよいかもしれません。
まとめ
絶対に必要な順序をつければ、フェンス・トイレ・トイレシート・餌・食器・マット、でしょうか。子犬は動き回ります。好奇心旺盛なのでどこでも行きます。危険を知りません。動き回ったら寝ます。
夜も一緒に居たいなら寝室にも子犬の居場所を作りましょう。大きな段ボール箱を代用しても良いかもしれません。水やトイレも忘れてはいけません。ただし子犬は昼夜関係なく活発に動きます。遊んでは寝るを一晩中繰り返します。覚悟してください。