子犬が来た最初の日にすること、一週間以内にすること

子犬の時期

まだ犬を飼ったことがない人は想像してください。子犬を初めて家に迎えたときに、自分は最初に何をするか。子犬にわが家を探検させますか。

最初の日にすること

子犬を迎えるといっても、ブリーダーへ引き取りに行ったり、ブリーダーから空輸された子犬を空港で迎えたり、またはペットショップから連れて帰ったりと様々です。

食事を与えましょう

どんな場合でも、おそらく子犬は空腹です。子犬が元気ならば、最初に飼い主がすることは初めての餌を与えることでしょう。子犬の餌(ドライフード)は準備に時間がかかりますので、できるだけ事前に用意しておきましょう。用意できなければ急いで作りましょう。

いくつかのケースを想像してみましょう。共通していることは子犬は不安な気持ちがいっぱいなことと、空腹なことです。

子犬の餌の準備

子犬の餌(ドライフード)はそのままでは与えません。水分を含ませて柔らかくしてから与えます。そのため事前に準備しておく必要があります。

ブリーダーへ引き取りに行った場合

おそらく自家用車で迎えに行くことになります。ブリーダーさんはできるだけ午前中に来てほしいと言うでしょう。ブリーダーさんから子犬を譲り受けて車に乗せて帰ることになります。このとき助手席に乗る人がいれば、子犬は助手席の人が抱いて帰る方法が一番安定します。子犬も安心します。

抱かれているうちは、オシッコをすることはないと思います。でも、オシッコ覚悟の準備をしてください。自宅まで短時間であれば、自宅で初めての食事を与えてください。

  • 自宅に到着するとオシッコするかもしれません。準備しておきましょう。
  • 食後にはオシッコするでしょうから、トイレの準備をしておきましょう。
  • 食後は子犬が落ち着くまで、抱いたり触ったりしないで、近くで見守ります。

自宅まで長時間のドライブになる場合は途中で休憩しながら初めての食事を与えるのが良いでしょう。

  • 食後に車酔いで、嘔吐することがあります。注意してください。
  • ワクチン接種前は、他の犬や多くの人と接触しないよう注意してください。

空港へ迎えに行く場合

最近では空輸が動物輸送の主流のようです。空港から自宅が近い場合は自宅で最初の食事を与えればよいですが、空港から自宅まで遠い場合は早い時間に最初の食事を与えてから帰宅する方法を考えましょう。

車中では助手席で抱いてあげるのが安定するのですが、できなければハウスか深さのある箱に入れて運びましょう。車酔いする子犬もいますので注意しながら運びましょう。

トイレシートは常に用意してください。

ペットショップから迎える場合

ペットショップは家の近くでしょうから、事前に準備して家で最初の餌を与えてください。ペットショップによっては子犬に十分な餌を与えていないこともあるので、子犬の様子を観察しながら下痢しない程度に餌を与えてください。

名前を呼んであげましょう

子犬が落ち着いたら名前を呼んであげましょう。これから一生使う名前です。何度か呼んでるうちに反応するようになります。反応したら体を撫でてあげましょう。高いトーンで「よーし」と言いながら撫でてやると喜ぶかもしれません。

子犬はじっとしていないかもしれませんが、触ってあげることは今後の生活に重要になりますので続けてください。

一週間以内にすること

トイレを覚えさせましょう

最初は、トイレを教えましょう。何度かトイレでオシッコをするようになればトイレは覚えます。しばらくはトイレ以外でもオシッコをしてしまいます。でも人間が慌てて大騒ぎしてはいけません。子犬が驚くだけで教育的な効果はありません。

トイレを失敗したら叱る人がいます。そのように教えている間違った教科書もあります。叱っても子犬は理解できません。

無意識に「コラッ」と大声で言ってしまう人がいます。同じように犬の名前を「コラッ」の代わりに言ってしまう癖がある人がいます。犬は自分の名前を呼ばれると、危険なことが起こると理解してしまうので注意しましょう。

ワクチン注射をしましょう

生後2か月頃には最初のワクチン注射をします。子犬を迎えるタイミングによっては、すぐに動物病院に行かなければならないことがあります。ブリーダーによっては1回目のワクチンを済ませてくれることもあります。どちらにしても近所の動物病院は必要なので、調べておきましょう。犬を迎える前に動物病院が決まっていると理想的です。

最近は、大型犬の診察経験のない獣医師が増えています。大型犬を診察できる獣医師をさがしましょう。

まとめ

子犬の食事とトイレをクリアすれば一安心です。徐々に試行錯誤しながら子犬の居場所を整備してあげてください。自治体への登録手続もありますので段階的に進めてください。

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