子犬の病気と怪我

言うまでもありませんが子犬は抵抗力がなく病気に弱いものです。ましてや家に迎えたばかりの時期は環境の変化によるストレスによりとても弱くなっています。この時期は特に注意してあげましょう。

子犬は人間のおもちゃではありませんので、可愛い可愛いと抱いたり触ったりばかりでは子犬は疲れます。子犬のことを考えた行動をしましょう。子犬は寝ることが仕事です。

犬を迎えてすぐにシャンプーをしたり、ドライブに連れて行くようなことはやめましょう。ワクチン注射後も獣医師の指示に従いましょう。ワクチン注射後に本格的に子犬のデビューとなります。よその犬と遊んだり自由に散歩に行けるようになります。

生後3か月頃までは新しい家に慣れて健康の基礎をつくる時期と考えましょう。

爪切りや耳そうじは子犬の時期だけでなく成犬になっても一生涯続くことなので子犬の時期から慣れさせましょう。子犬の爪切りは慣れるまでは切りすぎて失敗するかもしれません。出血しますので、爪切りと一緒に出血止めも買っておきましょう。

耳そうじは毎日でも問題ありませんので、耳に指を入れても嫌がらない犬にしましょう。耳そうじをしなくても耳を触ってあげましょう。どこを触られても嫌がらない犬にすれば成犬になってからのケアが楽になります。耳の中はけっこう汚れます。子犬の耳は毛が無くてツルツルしていますので汚れが見えますし、そうじも簡単です。

毎日触っていれば、体の変化に気が付くでしょうから、気になることがあればすぐに獣医師に相談しましょう。早期治療ですぐに完治するかもしれません。

病気よりもこの時期は怪我に注意すべきかもしれません。最も注意したいのが床です。子犬の居場所は滑らない絨毯のようなものが適しています。成犬でもツルツルした床はダメなのですから、関節の柔らかい子犬は絶対ダメです。できれば毛足の短い絨毯がベストですが、最低でも滑らない強力な硬いワックスを塗った床にしてください。

そして周囲の物にも注意してください。子犬は小さいですから思いがけないところに挟まったりすることがあります。危険な隙間はガムテープでも貼って塞ぎましょう。ペット用の連結式のネットフェンスなどは安価で便利ですが、子犬がフェンスに飛びついて立ち上がると、フェンスとフェンスの間の連結部分に指を挟んでしまうことがあります。キャインキャインと大声で泣きますのですぐに気が付きますが、留守中などでは人間が帰ってくるまで子犬は指を挟んだまま泣いていなければなりません。ほとんどの物はガムテープで塞げます。すべてのものが見た目が多少悪くなっても安全を優先しましょう。(雑記blog「子犬用ネットフェンスの危険」参照。)成長すればほとんどのものは必要なくなります。

怪我や病気なら動物病院に連れて行かなければなりませんが、子犬にとって治療は楽しいことではありません。病院が嫌な場所とインプットされてしまうこともあり、成犬になっても病院を嫌がる犬になってしまうと苦労します。大型犬は抱き上げて簡単に移動できません。避けられる怪我や病気で動物病院に行くことのないように注意しましょう。

最後に言うまでもありませんが、子犬は落ち着きがありませんので、交通事故には気を付けましょう。狩猟本能の強い子犬は車やオートバイに飛びつこうとしますので危険です。

4.子犬の甘噛みの本当の意味を理解する

若犬の時期